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Claudeの認定資格まとめ——4つの公式認定資格の違いと受験の条件、無料講座の修了バッジまで【2026年11月】

ノートPCの講座、チェックの入った答案、認定バッジが3段の台座に並び、緑の矢印で学ぶ・受ける・認定されるの流れを表した3Dイラスト

Claudeの公式認定資格は、2026年11月時点で4種類あります。日常業務で使う人向けのAssociate、開発者向けのDeveloper、設計を担う人向けのArchitect – FoundationsとArchitect – Professionalです。

Associateの出題範囲も紹介しながら、4つの資格の違いと受験の条件、無料講座の修了バッジとの関係を整理します。

受験できるのは、現在はAnthropicのパートナー制度「Claude Partner Network」に参加している企業に所属する人に限られます。Claudeを使ったサービスや導入支援を提供する企業向けの制度で、当社も参加しています。制度に参加していない企業にお勤めの方も、Anthropicの無料講座で学んで修了バッジを取得できます。

公式認定資格と無料講座の修了バッジは別物

「Claudeの資格」と呼ばれているものには、性質の違う2つがあります。

項目公式認定資格無料講座の修了バッジ
受験・受講できる人Claude Partner Networkに参加している企業に所属する人誰でも(無料のClaudeアカウントで可)
取得の方法監督付きの試験(120分)に合格する講座のクイズにすべて合格する
費用約15,600〜27,700円(米ドル払い・割引前の目安)無料
有効期限取得から12か月なし
試験・発行試験はPearson VUEが実施し、合格者にはCredlyでデジタルバッジが発行されるAnthropicの学習サイト「Claude Academy」が発行

受験料は米ドル建てのカード払いで、円の金額は2026年11月6日時点の為替(1ドル=約158円)で換算した目安です。実際の請求額はカード会社のレートで変わります。

Claude Academyの公式FAQでも、認定試験は講座とは別の、有料で監督付きの仕組みと説明されていて、講座を修了しても公式認定資格にはなりません。

公式認定資格は4種類、役割ごとに分かれる

2026年3月12日にArchitect – Foundationsが始まり、7月23日には、Associate、Developer、Architect – Professionalの3資格を追加することが発表されました。

資格名向いている人問題数受験料(割引前の目安)
Claude Certified Associate – Foundations企画・プロジェクト管理・マーケティング・人事などの担当者やコンサルタントで、Claudeを日々の仕事に使う人。開発の経験は不要60問約15,600円
Claude Certified Developer – FoundationsClaude API・SDK・MCPなどを使い、アプリや業務の仕組みにClaudeを組み込む開発者53問約19,800円
Claude Certified Architect – FoundationsClaude Code・Claude Agent SDK・Claude API・MCPを使い、AIエージェントの仕組みを設計・構築する人60問約19,800円
Claude Certified Architect – Professional全社へのClaude導入で、設計・評価・安全性・運用ルールを担う経験者63問約27,700円

受験の条件と試験の形式

4つの試験に共通する条件は次のとおりです。

項目内容
受験できる人Claude Partner Networkに参加している企業に所属する人。登録には、パートナーとして登録された会社ドメインのメールアドレスが必要で、個人のメールアドレスでは申し込めません
受験の順番必須の順番はなく、ProfessionalはFoundationsを持っていなくても受験できます
試験の方式Pearson VUEのテストセンターか、自宅などから受けるオンライン監督付き試験(OnVUE)
時間と問題120分。選択式で、答えを1つ選ぶ問題と複数選ぶ問題があります。受付などを含めると約135分です
合格点100〜1,000点の換算スコアで720点以上。正答率72%という意味ではありません
言語試験も公式の対策教材も、英語と日本語で用意されています。試験中にブラウザの翻訳機能は使えません
有効期限取得から12か月。期限内なら、変更点を学んで監督なしの確認テストを受けると無料で更新できます。期限が切れた場合は、受験料を払って受け直します
再受験不合格のあとは、1回目は14日、2回目は30日、3回目は90日空ける必要があり、同じ試験は12か月で4回までです

申し込み方法や最新の条件は、公式の認定資格FAQで確認できます。

Associateで問われること

Associateは、Claudeを日々の仕事で使いこなしている人向けの試験です。Claudeの「プロジェクト」機能などを使って、仕事の進め方を見直せるかも問われます。

Associate、Developer、Architect – Professionalは2026年12月7日から出題内容が改訂され、改訂後の試験ガイドは11月17日に公開される予定です。下の表は2026年11月6日時点の試験ガイドの内容で、12月7日以降に受ける場合は改訂後のガイドで準備してください。

出題分野割合主な内容
プロンプトと作業の進め方14%業務に合った指示の書き方、複雑な依頼の分け方、指示の改善
出力の評価と確認21%正確さの確認、事実と違う内容(ハルシネーション)や偏りの見つけ方、人が確認すべき場面の判断
製品とモデルの選択12%「プロジェクト」やリサーチなどの機能の使い分け、Haiku・Sonnet・Opusの選び方、会話が長くなったときの対処
業務への組み込みと設計16%今の業務の流れにClaudeを組み込む方法、価値と限界の関係者への伝え方
設定と知識の管理12%「プロジェクト」の指示と資料の設定、Google DriveやGmailなどとの接続、設定の更新
ガバナンス・リスク・責任ある利用15%使ってよい場面の見極め、機密情報や法令への配慮、社内のAI利用ルールに沿った使い方
問題の解決と改善10%思った結果が出ないときの原因の切り分け、進め方の見直し

割合が一番大きいのは「出力の評価と確認」の21%で、指示の書き方(14%)より多く出題されます。回答をうのみにせず、正確さを確かめて人が見るべき箇所を判断できるかが問われます。

パートナー制度に参加していない会社でも、この7分野は社内研修で教える内容を決めるときの目安になります。たとえば社内文書の要約なら、元の資料との照合、要点の漏れの確認、人による承認までを1つの演習にできます。

Claude Academyの修了バッジは誰でも無料で取れる

Anthropicの学習サイト「Claude Academy」の講座は、パートナー制度に関係なく無料で受講できます。無料のClaudeアカウントでログインすると学習の進捗が保存され、講座のクイズにすべて合格すると修了バッジを取得できます。バッジはPDFで保存したり、LinkedInのプロフィールに載せたりでき、有効期限はありません。

講座向いている人目安の時間
Claude 101Claudeを仕事で使い始める人2.5時間
AI Fluency: Framework and foundationsAIを仕事に使うときの基本的な考え方を学びたい人4時間
Deploying Claude Enterprise with confidence社内展開を担う情報システム・導入の担当者2.5時間
Claude Code 101Claude Codeを使い始める開発者1.5時間
Introduction to Model Context ProtocolMCPで外部のツールとつなぐ仕組みを作る開発者1時間
Building with the Claude APIClaudeを自社のシステムに組み込む開発者9時間

上の6講座はいずれも修了バッジの対象ですが、対象外の講座もあるため、受講前に講座ページの表示を確かめてください。講座ページは英語で書かれています。

以前の講座サイト(anthropic.skilljar.com)は2026年12月初めに終了する予定で、そこで修了証を取得した人には、終了前に履歴をClaude Academyへ移し、修了証のPDFを保存しておくよう案内されています。

立場別:どこから始めるか

Claudeを日々の仕事で使う人

Claude 101とAI Fluencyで基本を学んでおくと、会社がパートナー制度に参加している場合は、そのままAssociateの準備に進めます。

Claudeを組み込む仕組みを作る開発者

Claude Code 101、MCPの入門、Building with the Claude APIの順に進めるのが近道です。受験できる立場なら、次はDeveloperを受けられます。Claude CodeやMCPを使ったシステムの設計まで担う場合は、Architect – Foundationsが対象です。

社内展開や導入の責任者

Deploying Claude Enterprise with confidenceで、社内に広げる前に決めておくことを確認できます。全社導入の設計や運用ルールづくりを担う経験者向けには、Architect – Professionalが用意されています。社内データや権限の考え方はAIに社内データを読ませる前に、企業が設計すべきことで、導入後の使われ方や費用対効果の見方はClaudeのSmart reportsとは?で解説しています。

推薦制の実技研修「Claude Frontier Academy」

2026年10月2日には、推薦制の研修「Claude Frontier Academy」も発表されました。4日間の対面研修の終わりに実技評価があり、合格すると「Claude Resident Engineer」のバッジが与えられ、12週間の実務研修に進みます。実務研修では自社のClaude導入を担当し、修了時の実技評価に通ると「Claude Frontier Deployed Engineer」のバッジを取得できます。最初の授与は2027年初めの予定です。

この研修で育成するFDE(Frontier Deployed Engineer)は、AIを業務の現場に導入する役割のエンジニアです。同じ略称の「Forward Deployed Engineer」の考え方は、Forward Deployed Engineer(FDE)とは?で解説しています。

まとめ

Claudeの公式認定資格は、Associate、Developer、Architect – Foundations、Architect – Professionalの4種類です。現在はパートナー制度に参加している企業に所属する人だけが受験でき、日本語でも受けられます。制度に参加していなくても、Claude Academyの無料講座なら修了バッジを取得できます。

参考資料

本記事は2026年11月6日に確認した公式情報をもとにした解説です。受験の条件・受験料・出題範囲は変わることがあるため、受験の前に公式の案内を確認してください。

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